６月に見た夕方の浅間山。雲がかかっていて、その姿ははっきりとは見えないけれど、広がる幻想的な景色がとても美しかったです。繊細な色味もとても好み。

浅間山は、山肌は荒々しく、色も黒々とした活火山です。浅間山のアウトラインがとても好きです。無骨な溶岩がこの黒いエレガントな広がりを作っているとは…とてもかっこいい。

　朝散歩に出ると、聞いた事のない虫の鳴き声が聞こえてきました。ヒグラシでもないし、鳥でもない。鳴き声の主は、春蝉という蝉だと教えてもらいました。

４月から６月にだけ活動している蝉なんだそう。夏前に出てくる蝉かぁ…と思いながら歩いていたら、まさにその春蝉の抜け殻に遭遇しました。普通の蝉の抜け殻よりずっと小さな抜け殻。春蝉もきっと小さい蝉なんだと思います。

６月の軽井沢は、緑の色味や、空の高さが夏とは違って感じられました。