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術後十ヶ月が経ちました。 | p.1563 | MELLEOW STUFF DESIGN | メロウスタフ | フォトグラファー | フラワーアレンジ | 東京都目黒区 | 子宮体癌 闘病

 先日、子宮体癌の手術から十ヶ月を迎えました。体感は、まだ十ヶ月!?という感じがしていて、二年くらい経った様な気分がしています。時間の感じ方って、伸びたり縮んだりするから面白い。

よく聞く言葉で、「癌を受け入れる」とか、「癌とともに生きる」という言葉があります。

手術が可能だった癌患者の多くは、手術を終えてからがいよいよ闘病のスタート。を取り去った後に、漸く癌を受け入れる気になる。そこから、癌とともに生きる事を始める。と認識しているようです。手術が出来たのだから、自分は、もう癌ではない、もう大丈夫だなんてとても思えない。とも…。

私も同じように感じています。五年後寛解を目指して闘病をし、後遺症疼痛に付き合い、再発を覚悟して癌と共に生きていくのだと思います。再発するかもしれないし、再発しないかもしれない。癌の事を考えない日は、私はまだ一日も無いです。

癌を敵視したり、無理に頭から追い出そうとするのは、それはまたストレスで良く無い気がしています。だから、気持ちの大波小波に揉まれる時間も今は必要な時間で、闘病の一部だと思うようにしています。なるべく、そのままに、なるべく、感じるままに。

だから、「絶対寛解して、やりたい事を全てするんだ!私は出来る!」という気持ちの日もあれば、「一つ何かをするだけでヘロヘロ…。身体も痛いし、もうダメかも…。」なんて日もあります。どちらも、等身大の私です。どんな自分もジャッジしないように意識しています。

癌との向き合い方に、正解不正解はきっと無くて、自分がどう癌と生きて行きたいか決めたら、それらが全て正解で、十人十色なのかも?

来月頭には、三ヶ月ごとの細胞診を予定しています。結果が出るまでの一ヶ月がなかなか気分的に落ち着かないのですが、なるべく心穏やかに流れに任せておけたらいいなと思います。

写真は、雨上がり直後の軽井沢。山の天気は、一日の中でクルクルと変わります。雨上がりの苔についた水滴のキラキラは、いつも「生」と「清」を感じさせてくれます。狙ったり、作り込んだ写真も好きですが、この一枚の様に、何も考えずにただ撮影して描かれた写真には、不思議な世界があると思います。

August.20.2024
p.1563
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