卵巣摘出によって失われてしまった女性ホルモン。エストロゲン（卵胞ホルモン）とプロゲステロン（黄体ホルモン）両方とも放出されなくなりました。その女性ホルモンの替わりに摂取するエクオール。（私はホルモン充填治療が禁忌となっています。）そのエクオールのサプリメントを選ぶ時に、私が気を付けた事を記事にしようと思います。

主治医からは、メーカーの指定などはなかったので、まずは自分でどんなエクオールのサプリメントがあるか調べてみました。

大手製薬会社から小さな会社まで、とてもたくさんのメーカーからエクオールのサプリメントが出ているのですが…一番驚いたのは、添加物の多さです。昔ならそんなに気にもしていなかったと思いますが、私は一度こうやって癌になっていますので、特に発がん性のある添加物に非常に敏感になっています。もう、癌にはなりたくないという気持ちは、本当に切実な願いでもあり、寛解まで何とかして辿りつきたくて…。癌になって失った身体機能を補う為とは言え、やはり発がん性が疑われているものを経口で体内には入れたくはないな…と思いました。

発がん性がある、または、発がん性が疑われているものとして、主に多く使われていたのは、タルク、着色料（酸化チタン、カラメル色素）、微粒酸化ケイ素などがありました。サプリメントとして質感をつややかにする光沢剤としてとか、きれいな白色に統一するとか、素材そのもののにおいを封じ込めるため、等々に使われています。

そんなこんなで、まったく添加物ゼロは難しいにしても、なるべくなら発がん性の添加物だけでも出来れば避けたいと思い、たくさんのメーカーのエクオールサプリメントを調べました。

その中で、とこわかサプリ ドクターズ RDA10 エクオール サプリメント　エクオールというサプリメントを見つけました。国産・国内製造で、保存料、着色料、香料などを使用しておらず、１日１粒で摂取必要量の１０ｍｇ摂取できるところが気に入りました。着色料を使用していない事で、製品そのものの色の事や、湿気で色が変わる事がある等の但し書きがあるのも親切だなと思いました。

サプリメントの見た目の美しさや感触、色やにおいなどの工業的な統一感は、私には必要ありません。それよりも、安心安全な素材と、余計な加工や添加物が加えられていない方を好みます。

患者自身も主体的になって、自分が摂取する製品についてきちんと調べる事は、とても大切な時代だと思いました。色々調べると手間も時間もかかります。でも、今まで知らないままにしていた事を知る良い機会にもなります。自分が納得して手を付けているものと暮らしていく事は、自分が自分で作る安心な環境作りにも繋がっていくと思います。

ただでさえ大変な闘病と一気に迎えた更年期です。本当ならば、何も考えず手にとったメーカーのサプリメントを安心して飲めるのが一番なのですが…。

現在、エクオールのサプリメントを飲みだして一カ月ちょっと。もうしばらくしたら、摂取し続けての体感をまた記事にしようと思います。

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